リンゴの保存方法
リンゴは適切に保存すれば、およそ1ヶ月程度保存できます。この保存方法をご紹介します。
なぜリンゴは悪くなるの?
リンゴはエチレンガスを放出しています。これは野菜や果物の腐敗(良く言えば熟成)を進める物質です。他の果物に対してだけでなく、リンゴ同士でも効果を発揮してしまいます。
つまり、エチレンによりリンゴは悪くなってしまいます。
この効果を逆手に取り、青いバナナを早く追熟させたい場合などに、隣にリンゴを置いておくと追熟を早められます。
保存方法
リンゴは乾燥と高温を嫌います。冬季であれば常温の冷暗所での保存で良いでしょう。その他の季節、または冬季であっても、より長く保存したい場合は一手間加えましょう。
リンゴを1つずつ新聞紙またはラップで包みます。それをビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。この方法をとれば、品種にもよりますが、ひと月程度であれば保存ができるでしょう。
蜜入りリンゴの宿命
リンゴには蜜の入る品種、入らない品種があります。蜜の入る品種の方が長期保存には向きません。収穫時が蜜入りのピークで、時間の経過と共に蜜は消えていき、ひと月経つ頃にはなくなっているでしょう。
蜜が消えたからといって味には大きな変化はありませんが、蜜入りを食べようとしていた方はガッカリしてしまうかもしれません。
まとめ
長期保存ができる果物とは言え、やはり徐々に風味、食味は落ちていくでしょう。蜜入りする品種に関しては特にそうです。
リンゴの保存方法についてご紹介しましたが、リンゴ購入する際には、一度に大量に買うのではなく、少量を何度か購入する方が、よりおいしいリンゴを味わえるのではと思います。